昨日の話ですが、新宿で「ラビットホラー3D」と「ピラニア3D」観てきました。
ラビットホラーはマイフェイバリットホラー映画の「呪怨」の清水監督である程度期待してたんですが、結論から言うとつまんねー
過去に色々あって口のきけない姉と、いきなり兎を殺しちゃった(安楽死)不登校の弟と過去に色々あって家族付き合いを避けるようになった絵本作家の親父が、3D映画のスクリーンから本当に飛び出してきた兎のぬいぐるみを拾ってから自宅の納戸が過去に色々あった遊園地と廃病院に繋がって怖くもなんともない兎のキグルミとキャッキャウフフするお話。
↑に書いたように、家族環境が特殊過ぎて自分に投影する事もできず、日常的な場面での恐怖もほとんど無いんで、ホラー映画観た後に一人でお風呂やおトイレに行けない!
お兄ちゃん一緒におトイレついていって!
なんだ?さっきみた映画が怖かったのか?しょうがない奴だな。
べ、別に怖いからじゃないんだから!勘違いしないでよねっ!
とかそんな事もないお子様に安心なぬるい映画でした。
ラビットホラーってタイトルから「不思議の国のアリス」がテーマと思わせておいて、主人公の声が出ないって事で「人魚姫」がテーマ。
親父が作ってる絵本も「人魚姫」
ネタバレしますと、
弟は姉の妄想(なので前半の弟が怖い目にあうシーンはただのそんな夢を見たというお話だったとさ)
姉が口を聞けなくなったのは親父の再婚相手を殺したから(突き飛ばしたら打ちどころが悪くて)
兎は再婚相手からのプレゼント&再婚相手がサプライズで兎のキグルミ着てたから
親父が引きこもったのは姉が精神的にアレになってるから
最終的に妄想の弟が現実になっていって姉は死亡(自分の妄想なんで自殺と変わらん)、親父が弟の妄想を見るようになってアレになっていって終わり。
つまり完全に親子がアレってだけで理不尽に殺される恐怖も、もしかしたら自分に降りかかってくるのかもというリアリティもなし。
着信アリの携帯、リングのビデオ、呪怨のどこにでもある民家に対する兎のぬいぐるみは身近な恐怖って意味でのアイテムとしては何とも中途半端に感じました。
兎のぬいぐるみ持ってる人にとっては、影響あるかもですけど、そんなニッチ狙ってもねぇ…
3D映像については主演の姉の人も「必要あったんですか?」って言っちゃうほどで、効果が有効に働いてるのは、兎のぬいぐるみが映画のスクリーンから飛び出してくるところと血が飛び散るところぐらい。
そもそも大した動きのある映画でもないんでね。
推理物の刑事ドラマとかが3Dになったと言えば意味のなさ感が伝わるでしょう。
新しい映像を取り入れるためと監督は言ってたけど、映画代は高くなるし、3D眼鏡で長時間観てると疲れるって客の事も考えてほしい。
ちなみに公開初日にも関わらず、客は20人ほど。
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1970年代の映画「ピラニア」を3D映像で蘇らせた「ピラニア3D」
私が子供の頃のホラー映画と言えば、ジョーズやトレマーズや13日の金曜日みたいに頭からっぽで怖がる事ができる大味な「とりあえず話の通じない相手が馬鹿でエロな若者をグロく殺しまくる」ってのが定番でして、このピラニア3Dは最新の映像技術で馬鹿ホラーを撮ってみた!って感じ。
これがちょー面白い。
怖いかって言うと全くそんな事はないが、食べられてるところはちょと体がムズムズする感じと中途半端に食べられた部分とかもしっかり見せるんで最近は観ないグロさはかなりの物。
後エロと笑は満足できる出来。
あらすじとしては、春フェスタで盛り上がる湖で大学生の女子達がビキニでおっぱいでTシャツで尻とかではしゃいだりでたら、地底湖で数百万年前から生き延びていた狂暴なピラニアが地震で復活しちゃいましたんで、お腹すいたからパクパクS!A!T!U!G!A!Y!しちゃうZO!ってお話。
冒頭からジョーズの主演の人がジョーズの時の衣装のまま出てきて最初の餌食となったり。
AV監督の馬鹿監督がスタンドバイミーの4人のうちの一人だったり。
捕獲したピラニアが何なのか意見を求める学者がバックトゥザフューチャーのドクだったり。
主人公はお約束のたよりない現地の若者、勿論遊んでる感じの憧れの幼馴染がヒロイン。
勿論主人公をからかう遊んでる悪あり(勿論、無残に死ぬ)
話を無駄にこじらせてくれる生意気な弟妹あり(勿論、大学生の主人公に比べて5,6歳と若い)
そして湖で腰をふりまくるビキニ女学生の群れ。タモリ倶楽部のOPかと思った。
AV監督が連れてきたリアル孫尚香とリアル甘皇后のおっぱいとか乳とか、後おっぱいとか尻とか後おっぱいとか、あえて言うならおっぱいとか、忘れちゃいけないのがおっぱいとか。
主人公に優しくしてくれる方のおっぱいは、心が洗われるようなおっぱいなのでこれだけで金払う価値アリ。
100cm近くて垂れてなくてボリュームのある一繋ぎの財宝は本当にあったんだ!
勿論3D映像での飛び出すおっぱい!湖で二人全裸で戯れるシーンが長々とあり!(映画館爆笑)
完全に全裸でモザイクもかかってないけど、下は映像修正されてる感じ。
なのでお母様も小さいお子様に安心して全く見せられないですね。乳首は他のシーンでも丸出しだしw
この二人は割といい人だったんですが、ホラー映画のルール「非処女は死ぬ」には逆らえず死んでしまいます。残念!
ちなみに非処女の母親が生き残るのはルール「”小さい”子供が居る」からです。
その点を考慮に入れると主人公は童貞、遊んでそうなヒロインは実は処女。
AV監督の馬鹿男もピラニアにパクパクされた後、「俺の大事なアレが食われちまった」と辞世の句を残す。
ちなみに大事なアレはモザイク無の映像で漂ってるところを更にパクパクされます(映画館爆笑)
そして死んだと思ったら最後に主人公が逃げる際の撒き餌に使われ、その際に実は生きてて本当の辞世の句「Tシャツ透け透けタイムが見たかった」(映画館爆笑)との名句を残して死にます。
ちなみにTシャツ透け透けタイムはリアル何太后のTシャツに水をかけて乳首を拝む大変に崇高で神聖なお祭りです。
最後はお約束な展開でピラニアが全滅して一安心。
かと思ったら最後の1シーンで…
3D映像ですけど、ピラニアが襲ってくるシーンはもちろんの事、おっぱいが飛び出して来たりとか、船酔いしたヒロインのゲロとかAV監督のナニとかに非常に馬鹿効果的に使われていますw
ヒロイン奇麗なのに思いっきりカメラに向かって吐くのでゲロインの称号が与えられますね。
レイトショーにも関わらず客も50人程。
少ないっちゃー少ないんですが、こーゆー映画にも一定の需要はまだまあるようですね。
来週の金曜洋画劇場は「アナコンダ2」なのでみんなもたまには動物パニックホラーを観てみようぜ!
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そんなこんなで1日3D映画2本見たから目がぁー!目がぁー!って感じになりました。
朝起きたら目が赤すぎてサイクロップスになったかと思った。
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by nauraya
| 2011-09-18 12:07